告別

かわいいねこのて、ねこのあし

2019年が終わる

 

2019年が終わる1時間前、急いで2019年を振り返ろうと思う。

 

学生から社会人になり、私にとって大きな変化であったと思う。特になにもわたし自身の本質は変わっていないが、週5で通っていた大学が職場に変わり、バイトを辞めたという生活スタイルの変化が大きく変わった。

 

1年浪人したからか、周りが1年早く社会人となりよく「社会人になるとたいへんだよ、休めないし責任は増えるし」と偉そうによく言われた。その時はどうせ真剣に聞いても自分もそうならないとわからないから聞き流していた。

でも実際のところ私の場合は、大学生よりも楽であった。大学生の頃は7時には家を出て満員電車に乗り講義を受け国試の勉強をし、卒論に向けての実験、そしてその結果をまとめ、夜遅くにはバイトをし日付が変わることに帰り、まさに寝るために家に帰っていた。

毎日残業をしても10時には帰れるし、家に帰ってからも実験レポートや課題が徹夜してでも終わらない量があるほどではない。なぜか土曜日の隔週に行う模試も苦痛であった。そして何より大学とバイトの両立をしなくても良いことがとても楽であった。そうなると私の中では社会人だからってちょっと税金を多く納めているくらいしか偉いことなんてないと思う。

こんなことを書くと仕事が楽すぎる仕事を選んだだけでしょう、と言われるかもしれないが、それならそれでいい。

今の仕事内容としてはとても楽しいことをさせてもらっている。もちろん間違えたらということを考えたくもないような額の金は動くと思うとゾッとするし、いろんな人に迷惑もかかる。楽しいことだけではないのが悲しいね。楽しいことだけやってお金がもらえたらいいのに。

私の仕事はやればやるほど良くなるのだけれど、終わりが見えないから自分で終わりを決める。それがとても悲しいし、虚しい。この1つにどれだけの時間と労力をかけて、部長に褒められたって、ユーザーが一言ダメと言ったらダメになる。どれだけ改良をしても終わりが見えないこともある。しかも世界は救えないし、人間を助けることもない仕事をしている。

ずっとやりたかった仕事をしているかと聞かれるとそうではない。でもどうせやるなら楽しくしたいし、と思って楽しくやっていけるような努力はしている。来年も頑張ろうね。

 

来年は年女です、子年なので。

何か新しいことやりたいな、やりたいなじゃなくてやるからね

明日になって新年になっても私の中の根本は何も変わらないけれど、何か毎日少しずつ変えていこうと思わないと何も変わらないので少しずつ変えていけたらいいなあ。

 

2019年は悪いこともたくさんあったし、たくさん泣いたし、それでもいい年でした。

2020年もいい年になりますように。

いい年にします。悪い年でもいい年でしたと言えますように。

 

それでは良いお年を

 

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