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チョコレート検定中級 2021年過去問

 

チョコレート検定2021中級の問題について

 

2021年10月、チョコレート検定を受けました。結構時間が経っているけれど、問題だけまとめてあったので記録として残そうと思います。

 

インターネットに2016、2017、2019年はあるけれど2020年から過去問回収されているのか全然無かったですね。2021年はパソコン教室で受けたので、過去問というよりは過去問で何が出ていたかまとめになるかと。100問はさすがに覚えてなかった。選択肢はもう全く覚えきれてないので、答えだけ書きます。

正解なものを選べ、となっている部分はいくつかの正解文を書きます。間違っているものを見ても仕方ないので、不正解分は書きません。

チョコレート検定の問題の出題のされ方は、テキストのように単元ごとに出てくるというよりは順番バラバラに出題されているタイプでした。

 

 

第1章

 

・パリで開催される「サロン・デュ・ショコラ」の開催時期はいつか。

 

10月下旬

 

 

・カカオの実はフランス語で何というか。

 

カボス(Cabosse)

 

 

・古代からのメソアメリカでは、カカオ豆は貨幣として利用されていました。メキシコではカカオ豆1粒でどれを買うことができたでしょう。(チョコレートコラムから出題)

 

トマト1個

 

 

・チョコレートの乾燥に関して、正しい説明はどれか。

 

カビが増殖しない水分域である7〜8%程度になるまで乾燥

天日乾燥または機械で人工的に乾燥させる

 

 

・ニブローストに関する説明で正しい説明はどれか。

 

カカオ豆を粗く砕き種皮を取り除いてローストする

香味と風味を引き出すためと同時に殺菌処理も行われる

 

 

・チョコレートの最終的な香味は多くの条件にて決定されますが、それらの条件はメーカーによって異なります。それぞれのチョコレートメーカー独自の香味をなんと呼んでいるか。(チョコレートコラムから出題)

 

ハウスフレーバー

 

 

・Bean to Barチョコレートのパッケージで見かける、小規模生産のこだわりのあるチョコレートであることを示す用語はなにか。

 

Small Batch(スモール バッチ)

 

 

・Bean to Barだけでなく、Tree to Barと呼ばれる取り組みも行われています。どんな内容か。

 

カカオ豆の生産管理から板チョコレートまで一貫して手掛けるスタイル

 

 

第2章

 

 

・世界のカカオ豆生産国とその生産量はどれか。

 

50ヵ国で459万トン(2017/18年)

 

 

・アジア・オセアニアで生産されているカカオ豆の生産量はどれか。

 

30.58万トン(2018/19)

 

・日本のカカオ豆国別輸入量の多い4カ国はどれか。

 

ガーナ、エクアドルベネズエラコートジボワール

 

 

・ココアとカカオの違いには明確な定義がありませんが、一般的に加工度が低い場合はどのように呼ばれるか。(チョコレートコラムから出題)

 

カカオ(カカオ豆、カカオマス等)

 

 

ココアバターの性質、チョコレートの特徴を理解するために重要な、油脂が温度上昇によって固体から液体へと変化していく様子を示した曲線を何というか。

 

SFC曲線

 

 

・ダークチョコレートのテンパリングの場合、チョコレートを50〜55℃に加熱後、27〜29℃まで下げ、次に何度にすると良いとされているか。

 

31〜32℃

 

 

・チョコレートに乳化剤を混ぜる効果で正しいものを選べ。

 

微粒子の分散機能がある

チョコレートの粘度を低下させる

作業性が良くなる

ブルーミングを遅らせる

 

 

第3章

 

・回転釜を使用し、ナッツやキャンディーなどをセンターにしてチョコレートコーティングし、コロンとした丸い形状に仕上げる製法を何というか。

 

パンコーティング

 

 

・日本ではひと口サイズのチョコレートをボンボンショコラと呼んでいるか、スイスのドイツ語圏ではなんと呼ばれているか。

 

プラリーネン

 

 

・マンディアンのトッピングはアーモンド、ヘーゼルナッツ、干しいちじく、レーズンの4種類であるがこれは何にちなんだ色か。

 

4つの托鉢修道会の修道士の服の色

 

 

・マカロンはある国で生まれ、フランスで完成された古い菓子です。誕生はどの国か。

 

イタリア

 

 

ファットブルームが起こる原因として関係があるものはなにか。

 

保存する環境の温度が適切でない

製作過程でのテンパリングが不十分

長期保存や素材との組み合わせ

 

 

第4章

 

・カカオの植物としての起源地はどこと考えられているか。

 

アマゾン川上流域地帯およびベネズエラオリノコ川流域

 

 

・ジョセフ・フライが発明したものは何か。

 

イーティングチョコレート

 

 

第5章

 

・森永西洋菓子製造所が日本初の板チョコレートの生産を開始したのは何年か。

 

1909年

 

 

1920年、女性工員の賃金は1日20銭であった時、森永製菓のミルクチョコレートは1枚いくらで売られていましたか。(チョコレートコラムから出題)

 

10銭

 

 

・株式会社明治によるカカオ農家支援活動を何というか。

 

メイジ・カカオ・サポート

 

 

以上、覚えていた25問でした。(うろ覚え)

 

 

他にも、カカオの生育条件、カカオ豆の品種の特徴とかは出ていた気がします。

 

全体的に第1章と第2章が多めで、第4章と第5章が少なかったかな〜という印象でした。テキストにあるチョコレートコラムからも出題されているので、さらっと目を通しておくといいかもしれません。

あとはBean to Barが思ったより問題がたくさん出ていて最後の第6章もなんだかんだで何問か出てた気がします。

 

2021年に受けましたが、テキストは2020年のものを使用しました。カカオ豆の生産量等の問題が数値で4つの選択肢があるのですが、自分の覚えたカカオ豆生産量が選択肢のどれにも当てはまらないこともあり、毎年更新されているのだなあとしみじみ思いながらテストを受けました。

人によってはわからない問題があると、そこで焦ってしまうのでテキストは最新版を使用した方がいいとは思いますが、毎年変わる部分はカカオ豆の生産量、輸出量あたりだけだと思われるので特に1年くらいなら問題ないかなぁと思います。

 

あとは余裕があったら明治のTHE chocolateを食べ比べしてみるといいと思います。テキスト読みながら、産地ごとに本当にチョコレートの味とか風味違うのか〜?と思っていたのですが、全然味が違って驚きでした。

個人的にはペルーのフローラルな香りのカカオがおいしかったです◎

 

私は終わった後に1問だけわからないところがあったのですが(アジア・オセアニアのカカオ豆生産量がわからなかった)99点か100点でしょう!と自信満々に終了ボタンを押したのに、90点で少し悲しかったです…

 

 

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