告別

かわいいねこのて、ねこのあし

眠れない夜

 

人から言われた言葉をすぐに飲み込まなかった時に、その日の夜にふとした時に思い出す。また咀嚼して飲み込もうとするけれど、ずっと口の中でもごもごと噛み切ろうとするが噛み切れなくて、昔食べた不味いホルモンのように口の中でずっと残り続けて、結局飲み込むことができないまま最後には吐いてしまう。

食べ物だったら吐いて終わりなのだが、人から言われた言葉というのはどうにも頭にこびりついてしまう。そんな言葉は忘れた方がいいと思いつつも、寝静まった夜に不意に思い出してしまったりする。忘れた頃にやってきて、気持ち悪さだけ残して立ち去っていく言葉たちはつもりに積もって大きな塊になって1人きりの夜に押し潰そうとしてくる。

 

逆もまたある。夜になって急にどうしてあのタイミングでああ言ってしまったんだろうと思う。今思うとあの時口を開くべきではなかったのに、そう思うとずっと頭の中をその時の状況が思い出されて寝ようと思って何も考えないようにしても、考えてしまって眠れなくなる。

 

わたしは言葉にすることがあまり好きではない。好きではないというか苦手と言った方が近いだろうか。昔から日本語があまり上手ではなかったと思うし、今でも咄嗟に意見を述べることを求められると支離滅裂なことを言っている自覚がある。考えるいることを言語化することだったり、何かを伝える時下手くそだなあと思う。そんな風に思うこともあってか今年は本を読んだら簡単な感想を記録をするようにしている。いろんな言葉を知って、言葉選びが素敵な人間になりたいと思う。そして自分の発言に後悔をしないような会話をしたい。

 

このブログももう少しいろんなことについて書けたらいいのになあと書いてないが思ってはいる。今年はブログをたくさん書こうと年始には思っていたのに、結局あまり書かずに11月となってしまったなあ。

 

早く寝たいのに、なんでこんなことを考えているのだろう。

 

寝る

 

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