告別

かわいいねこのて、ねこのあし

びわの木

 

幼稚園児の頃からわたしはびわが好きだった。

 

 

まだ幼い頃、わたしは祖母にスーパーでびわを買ってもらった。家に帰って食べると最後の1つが腐ってしまっていて最後のひと粒が食べれなかった。その時泣いてしまったわたしに母が埋めたらいいじゃないかと言ったらしい。その言葉を間に受けたわたしはびわを庭に埋めたのである。

 

その木から今年やっと初めてびわの木に実がなった。

 

芽が出てたのも知らなかったし、木が大きくなってから、もしかしてこれってびわじゃない?と気付いたのは埋めてからしばらく経ってからだった。種を埋めてから何年経ったかわからないが、気がついたら立派な木になっていた。去年はなんとなく小さな実がなってるなと思ったくらいで食べようと思えるくらいではなかった。

 

そんなびわがもうたべれるくらいにまで大きくなって、なんだか感動してしまった。たぶん無理かもしれないけど、一生育てたいと今は思った。

 

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